○白神公述人 関連しておし上げておきますが、これは私の方の新聞だけじやなしに、記事はあくまで全体が正確でなければならぬわけであります。こういう場合は、然当糾弾さるべきでありますが、善意でありましても、やはり生きた人間がやつておりまして、間違う場合が往々あるのでありまして、今度のように国鉄の労組あるいは従業員に迷惑がかかるような場合には、その社へどしどし訂正を申し込むというような社会的慣習をつけていただきたい
白神勤
○白神公述人 読売新聞の記事に関連して、今お尋ねがあつたわけでありますが、私は読売新聞の論説委員をしておるのですけれども——新聞社のことは御承知かと思いますが、紙面の記事につきましては、編集局が全面的な責任を持つておりまして、論説委員会というのは、編集局とは独立しております。記事については、同じ社の者ですから、多少責任をもつてお話しなければならぬじやないかと思いますけれども、当該記事につきまして、直接
白神勤
○白神公述人 お断りするまでもないでのすけれども、私は労働法を専攻しておるものではありませんし、また三公社、五現業の経理の内容その他について、別段の研究をしておるわけでもないのでありまして、国民の一人といたしまして、広い常識的立場から、今回の仲裁裁定につきまして一、二の意見を申し上げたいと思います。
まず第一に問題になりますのは、先ほどからの御意見に出ましたように、この公労法十六条の解釈をめぐりまして
白神勤
○公述人(白神勤君) 最初にちよつとお断り申上げたいと思いますのは、公述人の依頼を受けまして、もう少し項目別の詳しい資料を参考にいたしまして、多少とも具体的な意見を申述べたいと思つておりましたのですが、丁度ここ数日非常に所用がございまして、結局この前問題になりました予算大綱、その他それ以後新聞等に発表になりました程度の資料に基きまして、簡單に意見を申述べたいと存じます。そういう意味で、大体概要に亘りまして
白神勤